しろぷりんラボ

小学生が英検を受けるのは意味ない?|受ける意味がある家庭・ない家庭と、級の目安

本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

「意味ない」と言われるのには理由がある

小学生のうちから英検を受ける家庭が増える一方で、「小学生の英検は意味ない」という声もよく見かけます。どちらも一理あり、意味があるかどうかは、英検そのものより「何のために受けるか」で決まります。

ここでは、意味ないと言われる理由と、意味が出やすい場面を分けて整理し、受けるならどの級から考えるか、話す力の準備をどうするかをまとめます。

「意味ない」と言われる主な理由

  1. 合格が目的になりやすい: 級を取ることがゴールになり、合格した後に英語から離れてしまう
  2. 読む・聞く中心の対策に偏りやすい: 筆記の対策ばかりで、話す練習が後回しになる
  3. 級が上がるほど話題が大人向けになる: 上の級では社会的な話題が中心になり、内容そのものが子どもの経験とかみ合わなくなる
  4. 保護者の負担が大きい: 申し込み・対策の計画・送り迎えなど、続けるほど家庭の手間が増える

裏を返すと、これらを避けられるなら、英検は小学生にとっても役に立つ目標になります。

受ける意味が出やすい家庭

  1. 英語を続けるきっかけがほしい: 「次は◯級」という区切りがあると、習い事が惰性になりにくい
  2. 話す力も測りたい: 英検は級によって話す力も測ります(下の表)。読む・聞くだけでない目標になる
  3. 中学・高校以降を見据えている: 公式サイトでは、英検のメリットとして入試での優遇や海外留学の認定などが挙げられています。どの学校で、どう扱われるかは学校ごとに違うため、志望先の募集要項で確認してください
  4. 子ども自身が「受けてみたい」と言っている: 本人の意欲がある場合は、合否に関係なく得るものが大きい

急がなくてよい家庭

  1. 英語に慣れる・楽しむことが今の目的で、子どもが試験を負担に感じている
  2. 保護者が対策の計画や申し込みを担う余裕がない
  3. 今の級の内容を子どもが理解できていない(覚えた答えで合格しても、その先が続かない)

この場合は、まず英語に触れる量を増やすほうが先です。始め方の考え方は子どもの英語学習は何歳から始めるかで整理しています。

公式の「級の目安」と、小学生が考えやすい範囲

2026年10月時点の英検公式サイト「各級の目安」では、次のように案内されています。

級公式の目安話す力の測り方
5級中学初級程度録音形式のスピーキング
4級中学中級程度録音形式のスピーキング
3級中学卒業程度面接形式のスピーキング
準2級高校中級程度面接形式のスピーキング
準2級プラス高校上級程度面接形式のスピーキング
2級高校卒業程度面接形式のスピーキング

小学生がまず考えやすいのは5級・4級です。3級からは面接形式になり、人と対面で英語をやり取りする力が求められます。

また、公式の合格目安の説明を見ると、準2級プラスでは「身近な社会的な話題」、2級では「社会的な話題」と、扱う話題が広がっていきます。上の級を目指すときは、英語力だけでなく、その話題を子どもが日本語で理解できるかも目安にすると、無理のない級を選びやすくなります。

話す力の準備は、早めに

筆記の対策は問題集でも進められますが、面接形式のスピーキングは、実際に人と話す練習をしないと伸びにくい部分です。

家庭でできる準備の形は大きく3つあります。

形向いている場合気をつけたいこと
家庭で問題集・アプリ5級・4級、筆記中心の時期話す練習が不足しやすい
オンライン英会話話すことに慣れさせたい何をどの順で練習するかは家庭が決める
コーチング型サービス英検など目標と時期が決まっている料金が通常のオンライン英会話より高くなりやすい

オンライン英会話で話す練習をする場合、講師の特徴によって向き不向きがあります(フィリピン人講師とネイティブ講師の違い)。レッスンが続かなかった経験がある場合は、原因を先に見ておくと選び直しやすくなります(オンライン英会話が続かない原因と、続けやすい形式の選び方)。

目標から逆算したい家庭の例:CampusTop

「英検の◯級をいつまでに」と目標が決まっていて、計画づくりや予約を保護者がすべて担うのが難しい場合は、コーチング型のサービスも選択肢になります。例として、QQEnglish が提供するCampusTop(キャンパストップ)[PR]があり、2026年9月時点の公式サイトでは次のように案内されています。

  • 対象は小学生から高校生まで
  • 1日25分、毎日話すマンツーマンのオンライン英会話
  • 専属コーチとの月1回の面談で、学習カリキュラムと目標を設定し、進み具合を共有
  • レッスン予約の代行と、LINEでの学習相談
  • 料金は月額固定制で、詳しい料金はカウンセリングで案内
  • 無料カウンセリングがあり、受けた後に必ず入会する必要はない

毎日話す時間がとれる設計なので、3級以降の面接形式に向けて、話すことに慣れておきたい家庭には検討しやすい形です。コーチング型と通常のオンライン英会話の違いは子ども向けの「英語コーチング」とはで詳しく整理しています。

料金やキャンペーンの条件は時期によって変わるため、公式サイトとカウンセリングで確認してください。

迷ったときの判断材料

  1. 英検を受ける目的は「続けるきっかけ」「話す力の確認」「将来の入試」のどれか
  2. 子ども本人が受けたいと思っているか
  3. 目指す級の話題を、子どもが日本語で理解できるか
  4. 3級以降の面接に向けて、人と話す練習の場があるか
  5. 申し込みや対策の計画を、保護者が無理なく担えるか

「意味ない」かどうかは、受けた後に英語が続いているかで決まります。合格をゴールにせず、次に何をするかまで決めてから受けるのがいちばんの対策です。

教育・英語学習の他の記事